音楽の力

 ここのところ気分がいまいち安定せず、負のエネルギーが渦巻いている感じでした。そんな中で人に会うと、どうも「この声にならない気持ちを聞いて!」という態度になってしまうからやっぱりあんまりよろしくないということが分かります。しかしいい加減事前に気付いてストップかけることができない・・・また反省。

 考えすぎるのを止めて、何か発散させよう!と考えました。やっぱり車で熱唱しかない!というわけで夜帰りながらクレイジーケンバンドのブラウンメタリックをかけて大声で歌う!!剣さんの声素敵!!歌いながら、音楽の力はすごいなぁ・・と思いました。『大声を出してストレスを発散させよう』としても、ただ闇雲に叫ぶってのもどうかと思うし。音楽があればそれにのせて歌うことができるし、歌声に集中して声を味わうこともできるし、歌がなくても鼻歌が歌えるし、演奏を聴くだけでも熱中できるから落ち着くし、あぁすごい。BROWN METALLIC

 夜中、何気にテレビを見ていたらoasisの新譜がちょっとだけ流れていました。oasisはモーニンググローリー以降のアルバムにはあんまり興味が沸かなかったから新譜にもたいして注目してなかったけど、流れた歌詞が良かったので楽しみになりました。確か「僕の声が君に聴こえないなら僕は喋れないのと同じ 僕が倒れたとき君が手を貸してくれることを願うよ」みたいな歌詞だったと思います。何が良いって、まっすぐさだと思います。あぁ、根底にあるものはこういうことなのか・・と。同時に、昔読んだ「白鳥麗子でございます」という漫画を思い出しました。ワガママばっかり言っている麗子は、あるとき恋人の哲也くんに愛されているという自信がゆらぐ出来事が起こったために、すっかりキャラが変わり半透明人間になってしまうのです。麗子を支えていたものは、哲也くんに愛されているという自信だったというわけです。恋人に愛されることが自信?そんなことがあるのかーと幼心に感じました。(今となればその気持ちも分かりますが。)現実的であるかはさておき、麗子が哲也くんを想う気持ちの深さに驚かされた、印象深い話でした。Don't Believe the Truth新・白鳥麗子でございます!(1) (KC KISS)